2世帯住宅へのリフォームを考え始める時といったら、
高齢になってきた親のことが心配になり、将来の介護を見据えての事だったり、
共働きで子育てに十分な時間がさけず、祖父母の力を借りたい時だったり、
お互い物理的にも精神的にも経済的にも助け合える2世帯住宅のメリットを考えて
リフォームを検討する事が多いのではないでしょうか。
2世帯住宅で同居する場合、お互いが配慮し合って、
協力しあい、気持ちよく生活できるのが理想ですよね。
でも、実際は、2世帯にして同居してみたけれど、
プライバシー面をあまり考慮しなかったため、
ついつい干渉し合い、仲が悪くなってしまったり、
長い年月一緒に暮らしている中で、
お互いの生活リズムや生活スタイルが違うことで、
不満を募らせてしまい、上手くいかなくなってしまったり・・
という事もあります。
そういう最悪の事態にならないように
2世帯リフォームをする際には、
同居後の生活をイメージし、どのような暮らし方が我が家には合うのか
十分に話し合い、検討することが重要だと思います。
元々、共働きが多く、親族の繋がりが残り、
助け合うゆいまーるの習慣がある沖縄は、
二世帯住宅という住まい方が合っている地域だと言えるでしょう。
沖縄県民にメリットいっぱいの二世帯住宅。
そこで、今回は、2世帯住宅リフォームをする前に
知っておきたい2世帯住宅のメリット、デメリット、
2世帯リフォームの種類、実際の施工事例をご紹介します。
2世帯住宅のメリット
<親世帯のメリット>
☆老後の安心感
そばに家族がいてくれることが安心感につながります。
病気になったり、介護が必要になった時、子世帯が近くにいてくれると
協力を得やすく、何より心強いです。
☆土地・建物の有効活用⇒進化させて継承する
子供が巣立ち、夫婦二人になり、物置化した空部屋や老朽化した建物をリノベー
ションすることで、二世帯住宅として活用し、建物のメンテナンスも親子で協力
することができます。
☆老後の生活に張り合いがでる
孫の成長を身近に感じられ、子供や孫と生活することで生活に張り合いが出ます。
<子世帯にとってのメリット>
☆マイホーム費用が抑えられる
親世帯が所有している土地や家を活用するので、新築を購入するより、
費用が抑えられる。
☆エコにつながり、節約できる
水廻りやキッチンを共有すれば、光熱費や食費もシェアでき、生活費を節約でき
ます。また、2世帯住宅へリフォームする世帯への減税措置を利用することもで
きます。
☆家事や子育てに親世帯のサポートが得られ、共働きしやすい
子供が急に発熱したが親は休めないといった場合、親世帯に子供の面倒を見ても
らうことができたり、祖父母と暮らすことによって、しつけやおじいちゃん、お
ばあちゃんの知恵を教えてもらえ、多くの大人に見守られることで子供の成長に
とって良い環境ができます。
2世帯住宅のデメリット
☆プライバシーの問題
完全共有型の2世帯の場合、これまで違う生活リズムで暮らしてきた家族が
1つ屋根の下で暮らすことになるので、お互いストレスをためてしまったり、、
ついつい干渉してしまったり、長い間一緒に暮らす間に様々なトラブルが出てく
ることがあります。完全共有型の方が経済的にはメリットいっぱいですが、
できれば、お互いの暮らしを尊重し、思いやるため、プライベートな空間も確保
することをおすすめします。
次に2世帯リフォームの種類について、ご紹介します。
2世帯リフォームの種類
☆完全共有型
寝室などのプライベートな部屋以外は全て共有するタイプのプラン。
<メリット>
・リフォーム費用が抑えられる
・光熱費が抑えられる
・大家族になり、にぎやかである
・家事が助け合えたり、食費も抑えられる
<デメリット>
・プライバシーがあまりない
・生活リズムや生活スタイルの違いからストレスになりやすい
・ついつい干渉しあってしまう
☆一部共有型
玄関、バス、トイレ、リビングなどは共有で、
キッチンや寝室などは別というプラン。
一緒に生活しているという一体感も残しつつ、
最低限必要なプライバシーが保てるプラン。
*妻の実家を2世帯にリフォームし、
子育てを手伝ってもらうような場合におすすめのプラン。
<メリット>
・一緒に生活している一体感がある
・光熱費を節約できる
・最低限必要なプライバシーが保てる
・家事など助け合える
<デメリット>
・家事の役割分担や生活のルールを決める必要がある
・完全共有型よりリフォーム費用が高くなる
・光熱費の負担などをどうするか決める必要がある
・共有部分を気兼ねすることがある
☆完全分離型
共有スペースを全く作らず、各世帯共に設備などを完全に分けたスタイル。
同じ敷地内で、上下や左右に建物を分けて、個別に建物の機能を持たせるタイプ。
プライバシーは保ちやすいがリフォーム費用は高くなる。
夫の実家を2世帯住宅にする場合におすすめのプラン。
<メリット>
・プライバシーは保ちやすい
・世帯別の光熱費など分けやすい
・場合によっては、将来、人に貸すこともできる
<デメリット>
・リフォーム費用が高くなる
・各世帯に設備を作るので、居住スペースが狭くなってしまう
・光熱費などは、抑えられない
増改築を伴うリフォームの場合は、容積率や建ぺい率に問題がないか、
また、家の構造が増築に耐えられるかどうかも確認してもらいましょう。
増築して2世帯リフォームしたい場合でも
増築が物理的にできない場合もあるので注意が必要です。
2世帯リフォーム施工例
★弊社で施工した二世帯住宅の施工例をご紹介します。
2世帯住宅施工例(2階部分増築を伴う完全分離型2世帯リフォーム施工例)
★コチラから、この施工例の詳細をご覧になれます。
★コチラから、その他の2世帯リフォーム施工事例をお気軽にご覧いただけます。
★他にも多数のリフォーム施工事例をご紹介しております。
お互いにとって、物理的にも精神的にも経済的にも助け合える二世帯住宅。
お互いが配慮し、協力し合い、気持ちよく生活できるようにするために
我が家に合った2世帯住宅の暮らし方、
プランをご家族でじっくりお話されてみて下さい。
沖縄の二世帯住宅リフォームに関することなら、
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